甘くて苦い彼。
温いミルクの

あのバーの日から気づけば数日がたった。
相変わらず私と悠里の暮らしは何も変わらずのままの平凡な落ち着いた日々だった。




「悠里~朝だよ?起きて」


「ん…まだ眠い…。あとルカ、5分でいいから。5分だけ寝かせて?」

まだ起きたくない悠里が両手で枕を抱きながら私に訴えてくる。



「もう…仕方ないな。本当に5分だけだからね?
洗濯もの干してるから5分経ったらまたくるから」


ふぅと片手をあげるとまた枕に手をのばした。




最初は悠里も一人で起こされなくても起きるようにしたかったらしいんだけど朝に激弱な悠里にはそれはもう試練のような話しで結局起きれなくて最終的に今のスタイルになった。


こんなところも悠里らしいっちゃ悠里らしいんだけど。


本人曰く夜はいつまでも起きてられるらしいんだけど朝はなかなか起きられないらしくていつもこんな感じだ。


二人分の乾燥機にはいれない洗濯物を手早く干していく。

5分より早く悠里の部屋にいかないと…いきなり言っただけじゃ起きるような悠里じゃない。

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