意地悪なキミに、スキをあげる。




「安江祐希奈で〜す。得意なことはチビの世話…っていうか、あおのお世話で〜す」



ダルそうに自己紹介してる祐希奈の肩を叩いてやりました。



なんですか、あたしのお世話って?!




「綾斗。別に名字とか今更だしいーよな?特技はあおの世話かな〜」




2人揃ってもうなにを!!!




「…白崎あおです…。好きなことは…うーん…朝陽さんを想うこと?」




クラス中にそんなこと言っちゃうあたしは相当ヤバイのかな…?



まだ初日…しかもまだ合宿所に向かうバスの中なのに…。



すでに朝陽さんが足りません!!




< 85 / 309 >

この作品をシェア

pagetop