魔界の姫君




僕が、国王?



面白そうだった。



平凡な日常は手に入らないけど、面白い日常が手に入る。



いいよ。



やってやる。



『ありがとう、ソロモンの血をひく継承者よ』



その声と同時に僕の景色は、僕の世界は、暗転した。



最後に一瞬見た光景。



指輪が、光ってた。



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