【俺様番外編】役者達の日常
芸能活動を初めてから彼女が出来なかった俺はご無沙汰なわけで…。



年頃の男が魅力的な女性と同じベッドに寝て何もしないなんて有り得ない。



でも手が早いと思われるのもイヤだ…。



「ちぃ君の考えてる事はわかってるよ?」

「えっ!?」

「って言うか灰皿ある?」

「もってくるから待ってて。」



俺が考えてる事がわかると?



それはOKなのかNGなのか…。



わからない…。



リビングから灰皿を持ってきて朱莉チャンに差し出した。



細い女らしいタバコを吸ってる朱莉チャン…。



「したいんでしょ?」

「はい!?」

「エッチ。」



ここは何て言えばいい!?



したいけど…。



すげぇドキドキするしどうしたらイイかわかんないし…。



「したいけどしたくない…。」

「なんで?」

「だって俺まだ16だし…。そんなに経験あるわけじゃ…。ねぇ?」



ぶっちゃけ自身がない…。



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