【俺様番外編】役者達の日常
俺、もうわかった。



傷付く事。



怖がんのやめるから。



「バスルームにある化粧水とか適当に使って。まぁ女が置いてったやつだけど…。」

「わかった!!オヤスミさと君。」

「オヤスミ。」



本気になってイイ?



受け入れられなくても…。



そん時はそん時だ。



次の日は寝てるみらいチャンを確認してから家を出た。



カギをテーブルの上に置いた時のわずかな期待。



夜中に仕事を終えて帰ると真っ暗な部屋。



置き手紙があった。



『昨日はありがとう。さと君の冷蔵庫、ビールしかないじゃん!!たまには自炊しなよ?泊めてくれたお礼にご飯作りました。迷惑だったら捨てちゃってね!!』



キレイな字で書いてあった。



それと携帯番号…。



『カギどうしたらいいかわかんないから持って帰ります。電話ください。』



「くぅぅぅぅぅ~!!」



意味もない言葉が口から出た。



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