【俺様番外編】役者達の日常
抱きしめられてた腕に力が入る。



「これは友達記念の3ヶ月って事。」



苦しい言い訳だ…。



彼は構わずにあたしのスカートの中に手を入れてくる。



流されたくない…。



「この部屋に来たんだね。その友達。」

「来たよ。5人くらいで。」

「ベッドの上に髪の毛落ちてるよ。何したの?」

「人数多かったからベッドに座ったんじゃね?そんなに俺が信用ならないのか?」



信用なんてとっくにナイよ。



だから疑ってるわけでもナイし、これが現実だって受け止めてる。



「いっくんヤダ…。ヤメテ…。」

「愛だけだって。」

「ヤダ~!!」

「うるせぇから。」



何かその言葉を聞いたらどうでもよくなってしまった。



身体の力が抜ける気がした。



それからはそのまま流れにまかせて強引なエッチ…。



全然感じないから…。



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