XXnoKids
落ちてしまったものはしょうがない
そのときは、その自分の感情に気がつかないフリをしてごまかそうとしていたが、たしかに「カミナリが落ちた」という状態になっていた。使い古された表現で申しわけがないが、

とにかく俺は、遠くの席で座ったり、移動する赤いドレスを着た背が高くておでこが丸くてエキゾチックでとびきりの美人なんだけど、なんだかかわいらしいリオちゃんに目が釘付けになっていた。

目の前に誰が座ろうが話半分で、


ただ、ただ、目で追いかけ続けた。
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