XXnoKids
自分の心臓の音がリオちゃんにきこえてるんじゃないか?ぐらいに


どきどきし、


どうしてらいいのかわからなくなっていた。




見惚れて動けなくなっていた。







そこは、はずかしがって笑ってくれたりとか

なんか話しかけてくれるというのがなく・・・



スッと間合いが詰まって、


気がついたら綺麗な顔が目の前にあって


濡れた髪の毛と

シャンプーの臭いが


ばさっと顔に向かって揺れてきた


白いソファがギッと音を立てて


背もたれに手をついたリオちゃんに、

軽くキスをされた。
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