XXnoKids
この高鳴り

ドキドキしすぎてどーにかなってしまいそうな


この心臓を



そのまま


リオちゃんの中に、そのまま入れたくなって手を伸ばした。


リオちゃんの重心のかかってない方の手首を握って


「ドキドキしてる」



と、リオちゃんに胸をさわらせた。


もうそんなのどうでもいいじゃないとか思うけど、なんか何していいのか訳がわからなくなって、なんだか、やっぱり、ほっぺたはピカピカしてるし。ぎゅぅーーとしたいのを無理矢理こらえる。ここでガツガツしたら台無しだ。

この緊張感の空気はリオちゃんが作ってる。壊してたまるかと、今にも倒れそうな棒倒しの砂をなでるように手首から肘を触る。



リオちゃんは


「ちょっと 待っててね」と


少しだけ笑って電気を消すためのリモコンを取りにテーブルへと手を伸ばした。
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