もう止まれない・・・・戻れない
でも、なぜか、私はこの先生に惹かれなかった
分からない
彼氏が欲しいはずなのに
窓の景色をずっと眺めていた
お父さんの結婚相手の子供・・・・
そればかり、頭に過った
男の子?それとも女の子?
なんでそこまで気になるのかも分からない
時間を見ると、まだ朝の10時だ
まだまだだ
そして、数学の授業が終わった
あ、もう終わったんだ
美紀は私の前でカッコイイーとばかり言っていた
「良いなあ・・・私に譲って~」
「え、何が?」
「何って、学校案内よ!」
「あ、ああ・・・」