もう止まれない・・・・戻れない



でも、なぜか、私はこの先生に惹かれなかった



分からない



彼氏が欲しいはずなのに



窓の景色をずっと眺めていた



お父さんの結婚相手の子供・・・・



そればかり、頭に過った



男の子?それとも女の子?



なんでそこまで気になるのかも分からない



時間を見ると、まだ朝の10時だ




まだまだだ



そして、数学の授業が終わった



あ、もう終わったんだ



美紀は私の前でカッコイイーとばかり言っていた



「良いなあ・・・私に譲って~」



「え、何が?」



「何って、学校案内よ!」



「あ、ああ・・・」








< 7 / 14 >

この作品をシェア

pagetop