最初で最期の片想い

隼人side



俺は神谷隼人
彼女はいる
そしてうざいやつ
小笠原萌



キーンコーンカーンコーン


ガラッ

奈菜と小笠原が入ってきた

走ってきたのかそうとう息切れしていた


俺はからかうために言った
まさか喧嘩になるなんて思わずに...
アイツの性格はわかってるはずなのに...
言ってしまった


「小笠原なにしてんだよ~、早く座れ」

「はぁ?今走って疲れてんの、わかる?
どうせいうなら奈菜にいえよなぁ(笑)」


「はぁ?」


「あ!わかった!
奈菜には優しくするから“お疲れ様”とかいうつもりだったんだ~」


その言葉を聞いた瞬間いつもならキレないけど
なぜかキレてしまった
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