俺の腐的な日常

輝の家行った事はないから魅力的な話だけど。
だってほら、腰痛になるかもしれないし、
ならなくたって、カラダ重いし。


「テスト前なのにか。余裕だな。」
「まぁな。瑞樹みたいに上狙ってるわけじゃねぇから。」
「ふぅん。じゃっ、瑞樹、何時にする?」


輝、楽しそう。
そりゃそうか。お邪魔虫抜きで
一日中、好きなやつと居られるんだから。

てか、俺いつもお邪魔虫なのではww
腐男子で虫けらとかwwクソかよww


はーあ。
俺は腐男子なのだから、
もちろんBLが好きなんですが。

それにしたって、ねぇ?
お邪魔虫になるくらいなら、
遠くから見てるほうが好きなんですが。

やばい。これはネガティブモード
発動しちゃってる感じ?
朝からこんなテンション嫌なんだけどー。
止まりませーん。


「なぁなぁ、聡。
テスト明けの土曜なら空いてる?
俺んちでパーッと遊ぼうぜ!!」
「え、うん。いいけど。」

急に話振られてびっくりした。
とっさに答えたけど、…うん、まぁいっか。


「どうせ、輝を慰める会になんだろ。」
「違ぇ!!」
「また、”現代文が死んだ…数学が死んだ…”って聞かされるのか…。」
「お互い頑張ろうぜ、瑞樹。」
「お前ら俺を馬鹿にしすぎだぁぁぁぁ!!」
「うるさい」「うるせぇ」
「理不尽…。」

テスト終わりはいつも輝を慰めてんだよね。

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