【完】シューティング★スター~バスケ、青春、熱い夏~
周りを見ると、ピカ先輩と行雲先輩は、寝ている有ちん先輩に俺の特製ババロアをあーんして遊んでいる。
泰ちゃんは肥後学の三人のうち一番チビと談笑。
肥後学キャプテン三浦は、秀吉キャプテンの握ったレモンパイを、ひょこっと顔を近付けて、一口食べていた。
「美味!冷泉クン、あの子何者?」
「…秘密だ」
あ、横取りされたからちょっと秀吉キャプテンがむくれてる。無表情だけど。
「ねー、由貴先輩、肥後学とは仲良いんだ?」
「まあ、去年同じベスト4で本選逃した同士やけんねー」
ほほーう。でも、去年準優勝の菊地にあれだけ余裕で勝っていたし、もしかしたら、強敵は肥後学の方かも。
練習試合を観る限り、俺達と同じ、学年の混合したチームみたいだが、何より要注意なのは…。
泰ちゃんは肥後学の三人のうち一番チビと談笑。
肥後学キャプテン三浦は、秀吉キャプテンの握ったレモンパイを、ひょこっと顔を近付けて、一口食べていた。
「美味!冷泉クン、あの子何者?」
「…秘密だ」
あ、横取りされたからちょっと秀吉キャプテンがむくれてる。無表情だけど。
「ねー、由貴先輩、肥後学とは仲良いんだ?」
「まあ、去年同じベスト4で本選逃した同士やけんねー」
ほほーう。でも、去年準優勝の菊地にあれだけ余裕で勝っていたし、もしかしたら、強敵は肥後学の方かも。
練習試合を観る限り、俺達と同じ、学年の混合したチームみたいだが、何より要注意なのは…。