【完】シューティング★スター~バスケ、青春、熱い夏~
あっという間に放課後になり、泰ちゃんは部活に行ってしまい、俺も席を立つ。



「小鳥遊君今日クラス会ファミレスですっけど、参加せん?」



「メンゴ!また誘って!」



放課後まで質問攻めは辛い。小鳥遊椿、さっさとドロンでござる!


俺は足音を立てずに教室を後に。



「おい!小鳥遊椿一年生!」



そんな俺に、素早く声をかけてくる奴が現れた。



そこには、赤い爪先のスリッパの、女。



赤は確か二年生。ってことは、この人は先輩だな。



色白な肌に、ブレザーの上からでも分かる豊満な胸、キュっと足首が絞まったいい具合に丸みのある脚に、強気な瞳を携えた、女子というより、女。



その抜群のプロポーションに見とれてしまう。…まあ、男の子ですから、俺。
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