あなたの虜ーバンパイアとわたしの秘密の関係ー
「い、やぁ……っめて……」
体を動かして退けようとするけど、全く動かない体。
彼も全くやめようとは…しない。
嫌だ……
こんなのは……嫌だ………
「や、め……て……いやぁ!!!」
――――――――――
体を起こすと……自分の部屋だった。
肩で息をしながら、周りを見渡す。
ゆ、夢………?
バクバク鳴っている心臓を落ち着かせ、深いため息を1つ着いた。
だけど何か違和感を感じる。
何だろう………?
首と………?
首と太股に微かに熱を感じた。
見やすい太股を覗く。
これは……また?