紅の蝶【完】





まぁ、あいつも結局あの人のスパイだったから私の味方はこの世にいない。





独り






……手のひらに爪が食い込む。





血が流れるのがわかった。





……ハハッ





床に散乱した楽譜やら小物。





私はゆっくりピアノの椅子に腰をおろした。





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