Lover dance ~運命の恋~
『大丈夫!冬也くんならきっとわかってくれる。何かあったら俺が居るやろ?心配せんでも、どもないから!』

言いながら拓は私の頭を優しく撫でる。

『拓…、ありがと。海奏、ちゃんと冬也に話してみる。』

『うん、海奏は自分の思ったままを伝えてみ?海奏ならできるから。』


言ってはみたが、実際はすごく不安。
冬也に何て話すかも、これからどうするべきかも、全くわからない。

でも私には少なくとも支えてくれる人が居る。
きっと頑張れる。


私と拓はそっと微笑み合った。



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