Lover dance ~運命の恋~
少ししてから拓も喫煙スペースに戻ってきて、二人でロビーに入った。
受付の横にある機械で次からの予約を取る。
3日分の予約を取って、私は拓に言った。
『拓!!海奏、真堀先生指名しようと思うねん…。』
その言葉に拓は驚いた顔で振り返り、私の目を見て優しく笑った。
『うん、ほな受け付けに言わなな。』
拓に手を引かれて私は受付の前に立った。
『すいません!』
こちらに向いた受付のお姉さんを見て、私は大きく息を吸った。