ONLY YOU~年の差結婚の秘密~
「色々と気を遣わせてすまないが…もう先の無い老いぼれのわがままだと思って…許してくれ」



邸宅では敦司さんたちを威圧しているお義父様だけど。



私の前では優しい表情ばかりを見せる。




食事の合間のお口直しのシャーベットが運ばれて来た。




「…さて…本題だ…」



「!?」




私は柚子の酸っぱいシャーベットを口にしながらお義父様の話を訊いた。




< 270 / 390 >

この作品をシェア

pagetop