不滅のLIAR!
俺はリンから部屋の中が見えないようにドアを開け、ササッと廊下に出た。


「怪我、大丈夫?」


包帯の巻かれた足をリンが心配そうに見る。


「あ、うん!もっと大変な事あるから足なんか全然平気!今ちょっと座布団取りに行こうと思ってさ」


俺のオーバーリアクションに少し首を傾げるリン。


「座布団なんかいらないよ?怪我してるんだからあんまり動かない方がいいって」


それじゃ駄目なんだ!お前はまだ俺の部屋の壮絶な汚さを知らない!夏なのに虫すらいない危険地帯なんだぞ!


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