不滅のLIAR!
それは、それだけは絶対に避けたい。たとえ血にまみれようとも!


生きた心地がしないまま大量に出てきた汗を腕で拭い、ドアの横のチャイムを鳴らす。


ピンポーン


……………。


反応なし。


相手は怒ってる。これくらいは想定内だ。


俺は恐る恐るドアを開け首だけ入れると、消え入りそうな声で部屋の中のリンに呼びかけた。


「すみませんが、到着しました……。入ってもいいでしょうか……」


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