心底、不思議。~毒舌カナタとひねくれみーちゃん~
「いだっ!!


何すんだよ美遊!!」







お兄ちゃんが背中を押さえて、つぶれたカエルみたいな声で怒鳴る。





あたしは苛立ちを隠さず、険しい声で言い返した。







「その無精髭なんとかしてよっ!!


見苦しいっ!!!」







「なにをーっ!?


兄に向かってなんつーことを!!


休みの日くらいズボラになったっていいだろっ!!」







「もーあんたたち、いい加減にしなさいっ!!


高校生と大学生にもなって、喧嘩なんかするんじゃないのっ!!」







お母さんの雷が落ちて、あたしとお兄ちゃんはしぶしぶ言い合いをやめた。








あー、やだやだ。




もう、なにもかも嫌だ。








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