With a smile
「何笑ってんだ。まさかオレがマッキーに笑われるなんて思いもしなかった。百年はぇーよ」

マッキーって、真木?私のこと?

ずっと「お前」て言われてたから、私の名前知らないのかと思ってた。

ちゃんと知ってたんだね。

多分またバカにされてるけど、くすぐったい様な嬉しさがあった。

認められた気がする。

ミスもするし、英語も出来ないけど、仕事仲間として認められた気がする。

嬉しさがこみ上げて笑いが止められないよ。

「楽しそうなとこ悪いけど、マッキーに聞きたいことがある」

「フフッ、なんですか?」

「橘夫人に何か言ったか?ずっと乗り気じゃなかったのに、急に積極的になって・・・」

「別になにもー」

分かってたけど、すっトボケた。

だってあの話は私と奥さんの秘密だもん。

「そうか・・・」

ブルーの目でじっと見つめ、何かを見透かしたように笑いを含んだ声で頷いた。

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