キミに夢中、瞳に恋。
――――…。
「んー!もう6時かあ!」
ぐー、と背伸びをしながら言う。
「ねー、お腹空いたし、早く帰ろう」
「そうだねー」
喫茶店を出て、大通りを4人であるく。
「そうそう!」
いきなり千鶴が、何かを思い出したように提案した。
「中間試験が終わったら修学旅行じゃない?
竜斗たちは班決まった?」
「いや、まだだけど」
「竜と同じく」
2人がそういうと千鶴はこう言った。
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