キミに夢中、瞳に恋。




「ひ…なた…」


「ん?」


「その、私の名前…」


「ごめん、あまりにもあの2人に呆気にとられてて、
俺の存在を忘れてたんじゃないかなってさ」




そう悪戯した子供が笑うみたいに笑った。

…可愛い。





改めて水着姿の日向を見る。




ガッチリしてるわけじゃないけど、

意外にも程よく筋肉が付いている。


普段ならあまり目も行かないほっそりした指に

思わず目を奪われた。





水着姿と言えど、黒ぶち眼鏡はお決まりのようだ。




「俺の身体に何かついてる?」




日向に言われて、初めて自分が日向に見惚れていたことに気がついた。





つい恥ずかしくなって目を反らす。



< 53 / 118 >

この作品をシェア

pagetop