世界で一番怖い人
俺は首にタオルをかけ、体育館を逃げるように出た。


そーだ。外の風にあたろう。



ったく、イライラする。


何でアイツのことでこんなに…。


こんなに悩まねぇといけねーんだよ。


こんな感覚初めてだ。



木の陰にはいり一息ついた。


そして葉と葉の隙間から太陽の光がさしこむ。



まぶしさで片眼をつむり上を見上げる。
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