いつまでも君を応援します

「うーづきーー‼︎」

あ、みあだ。
手招きしてる。こっちにこいってことなんでしょうね。

「ねぇ、返事どーすんの?」

「保留。」

「…でもさ、明日終業式だよ?そのあと夏休みでいろいろ忙しいし、早めに返事だしといたら?」

「えー…いつがいいかなぁ?」

「んー?今日(笑)」

「ん⁉︎今日⁉︎………んーそうかー、早めには、うん、そうだよねー…「じゃ今日ってことでいっておくね☆」

「ちょっと待てぃぃい‼︎」

「あー、場所と時間は前と同じでね!じゃ♪「人の話しをきけっ‼︎‼︎‼︎」

と言ってるのにも関わらず、走り去っていくみあ。
きっとこうしたかったんだよね。うん。
じわじわ伝わってきてたよ。




でも、早めに返事は出しておいた方がいいのはわかってる。



それはきっと今年の夏祭り一緒に行きたいからこの時期に告白したんだよね?


中学最後の思い出に。


私が誰かの思い出の中に入れるのかと胸のあたりが暖かくなる。

でもそれって使い捨て?
みあは本気って言ってくれた。

正直、好きって言ってくれたときも嘘ついてるようには見えなかった。
せわしなく手がずっと動いていたし。


私なんかでいいの…かな……?
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