マネージャーってできますか?〜野球部の青春恋模様〜
「……」
「……銀斗先輩?」
「ん?」
「なんか怒ってます?」
「……別に」
「怒ってますよね?」
「…わからないならいい。」
「へ?」
そう言った少し怒っている銀斗先輩は私の手を握った。
「あんまり…」
「はい?なんですか?」
「あんまり、伊吹に近付くな」
「え?なんでですか?」
「あいつ、お前のこと狙ってるから」
え?
「…あはは、冗談はやめてください笑」
「…冗談じゃねぇよ」