一番星




今日こそは電話かかってくるかなってドキドキして。

期待して。



もしきたら文句言ってやるんだって怒っている風を自分に対してなのに装って。

胸の奥から喉元あたりがきゅうと詰まったようになる。



それでもやっぱり……なんの連絡もないの。



こんなひとりで感情を揺れ動かして、あたしってばか。



昔からあたしはひとりで悩んで、周りの人に迷惑をかけてばかり。

それでもそばにいたいと、思ってしまって。





< 63 / 119 >

この作品をシェア

pagetop