君と見る空
家は同じ県内だったから高校は変わらず同じと
こを行くとになった…
友達とは少し離れて寂しいけどわがままなんて
言えないから我慢しなくてわ…
「美和おはようー!」
早乙女螢子が元気に挨拶してきたからあたしも
「おはようと」返した。
螢子とは高校入って隣の席だったから仲良くな
った親友。
セミロングで可愛いくて女子力が高いから
あたしとは正反対。
「美和今日カラオケ行かない?スッキリす
るよ!」
「ありがとう。でも今日は遠慮しとくね」
螢子なりに励ましてくれてるのだけど気が乗れ
ない…