先輩!ダメですよ!?
私はペタンとその場に寝転がった。








「なんで・・・いないの・・・・っう・・・・ふぇ・・・。」







私は、腕で涙を拭きながら空を見上げた。






‘綺麗だな’






彼の声が頭の中で響く。






思い出す・・・いろいろな思いで、辛いこともあったけど、ずっと幸せだった。








「ひ・・・ま?」







その時、私の名前を呼ぶ声が、聞こえた。






こえだけでも、もちろんわかるよ・・・この声は私の大好きな人の声。私のいとしの人。
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