金龍副総長×天然お嬢様 ~今日も俺は、恋愛中毒~
「凛はさ、優しい子、
ひと一倍気を使う子だ。
でもさ、気を使うのは親友とは言わねえんじゃないかな。」


「でも私には夏ちゃんしかいないの…」



「凛には俺等もいるだろ?」


震える凛に、仁がニカッと笑った。



「ごめんな。凛。
言い方キツいかもしんねえ。
けど俺はさ可愛い妹が悲しい顔すんのたえらんねえんだよ~」

と皐月。

「皐月…」



「つかいつから、お前の妹になったんだよ!」


「最初から?
こんな可愛い妹が欲しかったんだよ~」


「皐月みてえな、やつなんか兄貴って最悪すぎるよな?凛。」


「うん。」


「なッッ!!
俺、兄貴でもダメなの?」


「うん♪」


即答。


でも笑顔になった凛を見て安心した。


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