幸せの神様。
あの日、倖から連絡先を貰って、結局電話をしていない。



それを責めるでもなく、急かすでもない倖は優しいのか…



その事に無関心なのが、たまに息苦しい気もする。



連絡を取らないと決めても、この島にいる限り会ってしまう。



会わないように、室内で作業をしているけれど…



でも、たまに見かけると目で追ってしまう



見つからないように。



無意識に目で追ってる自分に気付いて



“俺は何がしたいんだよ”



と頭を抱えた



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