did play...?
と優介は少し困った表情を見せた。

「あいつは…狂ってる。自分の事を

 好きにさせたらゲーム終了。

 離れそうになった竜太を取り戻した

 ってわけだ。ま、俺の憶測だけど。」

いきなりのことで頭がまわらない。

(竜太の事好きじゃない?ってことは遊び?)

「許せない…」

「でも、悪気はねぇんだ。俺と

 付き合ってる間はいろんな男と…。

 まあ、あれだ。遊んで抱かせて、

 心を奪ってから振る。」

優介の手がふるえていた。

どれだけ美麗さんにきれてるのか…。

優介を隣りに呼び座らせた。

「私、竜太にキスされた。」

すると、少し動揺した歪んだ顔を見せた。

「そ、そうか…」

「それが意味わかんなくて…」

無理して笑顔をつくった。

…泣きそうだったから。

すると、優介に抱きしめられた。

「…え!?」

「泣きたいなら泣けよ。俺が今まで

 無理してた分、無駄にすんな!」
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