名無しの恋愛



「爽……」


「うん。全然爽やかじゃないでしょ?変な名前だよね…」



その瞬間、浩人に腕を引かれて、抱きしめられた。


「やっと会えた。爽」


「…浩人…」


そう言って、更に強く抱きしめられる。









「好きだよ…」






私が浩人に堕ちていくのには充分すぎる言葉だった。





< 98 / 103 >

この作品をシェア

pagetop