愛されない月姫

次の日

次の日泣いた目を冷ますのに苦労したが何とか元にも戻り大丈夫そうだ。



私はあれから決めたことがある。

玲には近づかないことだ。

沙希は玲のことが好きで私が沙希にかなうはずもないからこれから玲と一緒にいてどんどん好きになったら後が辛くなる。


なら、思いがもっとつのる前に跳ねれればいいのだと思う。


姫としては留美が行けばいいのだから。


まずは留美を説得しなければ・・・

そんな思いのまま家を出た。

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