Light and Dark




「あぁ……」


「ほら、愛奈ちゃんもいこっ?」


『……』



そのまま陽向に手をひかれ、先に歩き出していた芳野航の後をついていった。







ガチャ


意外と近くにあった芳野航の言っていた“部屋”。


そして芳野航は何の迷いもなく扉を開けた。



「あぁ~喉乾いたー、なんか飲み物ねぇ?」


「冷蔵庫の中になんか入ってる」


「ほーい」



……。



「愛奈ちゃん?」



入っていいのか戸惑っていると陽向が声をかけてきた。


『……陽向』


「どうし… 「あ、起きたんだ?」 あ、うん」





< 36 / 49 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop