SOMEHOW
ふと理緒の腕が俺の背中にまわってるのに気づいた。

二人の体温が重なり合って、新たな温もりが生まれる。

お互いがお互いを想いあうって、こんなにもあたたかいものなんだな。

少しずつ二人の身体が離れた、って思ったら自然と視線が絡み合って、そのまま惹かれあう。

そしてまた重なった二人の影。






俺は今、すげぇ幸せだ。


きっと世界一だな。
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