エンドレス・ストーリー2
瞬間、氷が周囲に舞う。
サラ<氷能力者?ただ者じゃないな>
<高見一族の長女、高見雪乃だ>
雪乃は言った。
だが、威圧的な気配が漂う。
桐花<あたし、あの人の記憶だけは読み取りたくないわ>
桐花は呟いた。
<お茶――――――>
茶髪の少年がテーブルに置いた。
健斗<ありがとう>
<たいしたことじゃないよ。須藤さん>
少年は健斗に言った。
海<君は―――――――――?>
<高見一族の次男、高見千明>