もしも…
優人が口を開いた…

『俺こんな感じだから何となくわかるだろうけど…
組に入ってるんだけど…
昨日、妹の唯が俺の兄貴分に
結愛ちゃんをこらしめてってお願いしたみたいで…今日遊ぶ約束したとかでその場所に兄貴が向かって…一緒にいた俺は、だいたいのことをそこで始めて把握したんだ…

結愛ちゃん兄貴に酷いことされたんだ…
でも、君には、内緒にしたいって言ったんだ…泣きもせず…
君が苦しむとこが見たくないって…

だけど、心にすごい傷ができてる…

しゃべれないんだ…
途中までしゃべってたのに途中から何も言わなくなって…

あんなことされたら…

そうとう辛いと思う。
頼むわ…結愛ちゃんを守ってやってくれ!!
唯は俺がどうにかするから…

あんないい子いない…』

ってつらそうに言った…

俺は
『何があったか分からないんだけど!?分かりやすくいってよ』

優人は険しい顔して…
『無理矢理侵されたんだ…』
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