[短編]彼しかいなかった
「彼女…じゃない?」


恐る恐る声を出すと彼は優しい声で答えた。


「ああ。
俺には…その、好きなヤツがいるから。」


「だっ、誰?」


あたしが聞くと彼は


「お前」


そういってあたしの口を塞いだ。


彼の唇で…



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