ふたりのガーディアン
その時、スカートのポケットに入れていた携帯にメールが入った。


誰からだろうと思って見てみると、瀬名君からだった。


『今度の土曜、ちょっと早いけど、みんなで蒼甫の誕生日祝いをしよう。さっちゃんと斉藤も一緒。

学校の周りは面倒だから、俺の家の近所にしよう』


私は思わず顔が緩む。


やった!


みんなで会える!


さっちゃんとも過ごせるし、二人にも会える。


久しぶりに四人で集まれるんだ。


私は土曜日が待ち遠しくて仕方なかった。






そして迎えた土曜日。


私は朝からソワソワしていた。


今夜は瀬名君の家に泊まってもいいと言われたので、私は着替えや洗面のセットなどもカバンに入れた。


そうだ。


瀬名君に選んでもらったあの服で行こう。


ちょっと丈が短いけど。


いいよね?今日くらい。

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