☆電撃Days☆イケメン総長は幼馴染!
☆☆☆

それからは真面目に授業を受け、放課後になってから俺は瞳に連絡をしていた。


一応、昨日俺の番号を渡すだけでなく、瞳の番号も聞いておいたのだ。


2度目のコール音で、瞳は電話をとった。


「もしもし、昨日の俺だ」


そう言いながら、名前を教えていなことを思い出した。


《俺俺詐欺?》


昨日とは打って変わって、元気で明るい瞳の声が返ってきて、ホッとする。


やっぱり、あの時薬は全部吐いてしまったのだろう。


「詐欺じゃねぇ。俺の名前は力耶だ」


《力耶? へぇ、いい名前じゃん》


「そりゃどうも。ところで、お前学校は終わったか?」


《学校? そんなの最初から行ってないよ》
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