好きになってよ

それに構う必要なんてないのに…。



私はいちいち口答えしてしまった。



彼の立場に羨望(せんぼう)の眼差しを向けてしまったのだろうか。



いや向けるのではなく、その気持ちを抱いてしまっていたのであろう。




そうだとしたら何で、あんな口答えをしたんだろうか。




悔しかったから?





もういいや。



考えるのが面倒になった。




屋上に立ち止まっていた私は、端に寄り座り込んだ。


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