好きになってよ

家に帰り着き晩御飯を作る。


最後に亮に振る舞う手料理は…

カレー。



手が込んでいるようで込める必要の無い料理。



亮の帰りは遅いので私は先に食べる。




――――――


ちょうど食べ終わった頃に、亮は帰ってきた。




「大丈夫か、怪我は」



さすがに怪我のことは心配するんだ、とは思った。



「うん…なんとか。


災難だったよ、いきなり押してくるからさ」




「何で口論した?

原因は?」


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