和田菜月物語

体育祭

「そんな事が…」
「ウチも初めて知った…」

そう言うと未来が

「隠しててごめんね」

そんな話をしている時
私達がきずかない所である人が
話を聞いていた。

その人物は

「そんな事があったなんて…」

亮磨だった。

「西山に聞きに行ってみよう」

そう言って亮磨は
保健室に向かった。

そして
亮磨は西山の所に行った。

「何か用か?」

西山は亮磨を見てそう言った。

「実はさぁ…」

亮磨は聞いた事をすべて言った。

「その通りだけど何で?」

「別に意味は無い…」

亮磨がそう言うと
西山が笑いだした。

「別に気にしてないからいいよ」

「それはそうと体育祭には出るのか?」

「もちろん」

「ふ~ん。意外だな」

「それに飯沼にも言いたい事あるし」

亮磨は意味深な西山の独り言を
ずっと考えていた。

もうすぐ
体育祭だった。

体育祭当日には
色々な事件が重なってしまった。

そして
すべてを理解したんだ…。

そんな事は
誰もまだ知らなかった。

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