言の葉(ことのは)
第二章

はじまりの時

その瞬間が
どれほど大切なものか

気付くのなんて


ずっと後になってからだろう



一瞬の出会いが


1人の人間の道筋さえ
変えてしまうものになるなんて


その時
気付ける人はいないだろう

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