成長日記?
それを聞いた大人たちは少女に怒りました。



「あの子に限ってそんなことをする訳が無いだろう」と。

何度大人たちに自分が見たことを伝えても信じてもらえませんでした。

そして 

そのまま 

少女は 

大人たちから 

嘘吐き少女の称号を 

貰う羽目になってしまったのです。 

それはそれは 
少女は傷つきました。 

『なんでホントのこと言ったのに怒るの?!』と。



嘘つきと蔑む声の中には
今まで仲良くしていた大人たちがいたから余計に悲しかったのです。

今までなら、困ったような笑った顔で『正直者』と頭を撫でていた人が、実は私よりもお姉さんを信じたのが悔しかったのかも知れません。
でも
それでも思ってしまうのです。








それなら 



私のこと信じてないなら 




もうホントのことは 






言わないよ。 




そんな流れで嘘吐きな少女の出来上がりです。 



今とある田舎に
小学生の嘘吐きが
出来上がりました 






この物語は
そんな嘘吐き少女が 
主人公なのです。



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