#1のユニフォーム








「あーっ、やっと練習に集中できそう」


「…え?」



家に向かって並んで歩きながら、大翔くんが急にそう言った。






「今俺の隣にいる幼馴染のことずっと心配してたから、正直、練習とかやってないも同然だった」


「…っ!」




大翔くんがいきなりそんなことを言ったから、私は俯いてしまった。






……な、なんか、私、迷惑かけてた……



……ものすごく、申し訳ないです………





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