蝶々

ザアァァァァッ


風によって木々が鳴く

視界に映る乱れた真っ黒な髪
さっきの宝石と同じ色


その髪によって視界が一瞬、黒に覆われた

そして視界が晴れた瞬間、私の足は再び止まった




今度は、人の姿によって



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